引き際、辞め時。
トップ選手や、トップスターなど、上に行けば行くほど、それは難しい問題だなあと感じます。
例えば、オリンピックで華々しく金メダルを取れば、それが区切りになる。けれども、実力を出し切れないで終わったとき、次を目指すかそのまま辞めるかは、とても難しいところです。
野球選手やサッカー選手でも、けがから復帰したものの活躍できずに、2軍や格下チームでのプレーが続いたら、どうでしょう。これも難しいところです。もう一度輝くことを信じてプレーを続けるか、指導者や解説者など、別の道を選ぶか。
そんな大きな話でなくても、引き際で悩むことは日常的に起こりうる事です。
趣味で始めた合唱団。歌は好きだけど、その他のお付き合いが面倒だったりした場合。仲良しもできたのに、プイっと辞められるかと言うと、悩ましいところです。
ゲームをしていても、終わりのない作業系生活系RPGだと、いつ区切りをつければ良いか悩むこともあります。レベルは無限に上がるし、やり込み要素はきりがない。一体いつ、他のソフトに移ればよいのやら。
ともかく、人間は、ずっと同じことをして一生を終えることはできないようです。
いつかは終わりが来て、また新しいことが始まる。
小さいことも大きいことも、次の始まりに期待して、潔く終わりの区切りをつけたいものです。