出来る人は何でも出来てしまう?

いよいよフィギュアスケートのグランプリシリーズが開幕し、週末に初戦のスケートアメリカが行われました。私が応援しているアメリカのネイサン・チェン選手は地元のスケートアメリカに登場し、ショート・フリーともに首位で2位以下に40点ほど差をつける圧勝でした。

ネイサン・チェン選手は現在19歳で、秋からは名門のイエール大学に進学しました。これまでの練習拠点が変わり、学業との両立ということで生活環境も変わったことで今シーズンはどういう展開になるのだろう?と心配していましたが演技を見たところ心配することはありませんでした。ジャンプの難易度もチェン選手にとってはまだ低く、完璧な演技とはいかなかったものの安定したジャンプで今後シーズン終盤に向けて期待できる演技でした。

スケートアメリカでのテレビ放送での解説は元フィギュア選手の織田信成さんでしたが、進行のアナウンサーの方が「チェン選手は今年名門のイエール大学に進学し、学業との両立を目指しています」と言った後に織田さんが「出来る人って何でもできちゃうんですね」と言っていました。頭も良くスケートもさらりとこなせるチェン選手、天は二物を与えてしまったのだと思います。

初めて経験することにトラブルはつきものです

初めてには、思いもよらないトラブルに遭遇することがあります。

そんな、私の笑えないトラブルを一つ紹介したいと思います。

私は手根管症候群手術という手が、激しく痛む病気で、手術をした経験があります。

手術自体は、手首にメスをいれて、必要な個所を切開するものでした。

局部麻酔をされ、「ここ、何か感じますか?ここはどうですか?」と何箇所か痛みの確認をしました。

麻酔が効いているということがわかったので、いよいよ手術台にのりました。もう、まな板に乗った鯉の状態で、あとは先生任せです。

「メス!」。

いよいよ手術の始まりです。

ところがです。メスが手首に入ったとたんに激しい痛みを感じました。鋭利な刃物で刺される痛みです。料理をするときに間違って包丁で指を切るような痛みです。

それが、少しずつメスが動くたびに感じてくるのです。

初めての手術だし、局部麻酔だからこんなものかなと最初は思いました。

けれども、我慢するにはこれはもたないと思い、次の瞬間には、先生に「痛いです」と正直に伝えました。「あっ、それは麻酔が効いてないね。もう一回麻酔しますね」と先生が答えました。

結果は、この麻酔が効いてくれたおかげで何もなく終了しました。

それにしても、初めてというのは怖いなと、手術したギブスの手をみながらしみじみと感じました。