初めて経験することにトラブルはつきものです

初めてには、思いもよらないトラブルに遭遇することがあります。

そんな、私の笑えないトラブルを一つ紹介したいと思います。

私は手根管症候群手術という手が、激しく痛む病気で、手術をした経験があります。

手術自体は、手首にメスをいれて、必要な個所を切開するものでした。

局部麻酔をされ、「ここ、何か感じますか?ここはどうですか?」と何箇所か痛みの確認をしました。

麻酔が効いているということがわかったので、いよいよ手術台にのりました。もう、まな板に乗った鯉の状態で、あとは先生任せです。

「メス!」。

いよいよ手術の始まりです。

ところがです。メスが手首に入ったとたんに激しい痛みを感じました。鋭利な刃物で刺される痛みです。料理をするときに間違って包丁で指を切るような痛みです。

それが、少しずつメスが動くたびに感じてくるのです。

初めての手術だし、局部麻酔だからこんなものかなと最初は思いました。

けれども、我慢するにはこれはもたないと思い、次の瞬間には、先生に「痛いです」と正直に伝えました。「あっ、それは麻酔が効いてないね。もう一回麻酔しますね」と先生が答えました。

結果は、この麻酔が効いてくれたおかげで何もなく終了しました。

それにしても、初めてというのは怖いなと、手術したギブスの手をみながらしみじみと感じました。